在宅患者ネットワークの構築

当院では生化学検査の機械を更新したのを機に検査データを見るために院内ネットワークを組んでもらった。この時に検査、外来、病棟のLANが構築された。これを利用して在宅患者の身体状況やADLの状態、居宅サービスの有無、身障手帳の有無などに医療情報を付け加えたデータベースを作成した。

このデータベースを元に連絡機能を付け加えて訪問看護と在宅介護支援センターにネットワークを伸ばしてもらったものが現在のデータベースの出発点である。その後院内でもリハビリ、薬局にネットワークを広げ、ディサービス、社協も加わって現在の体制が出来上がった。現在では訪問看護指示書、患者連絡表、主治医の意見書などもこのデータベースで作成している。

平成12年4月から、医師一人につき1台のノートパソコンを置き、栄養課にもLANが広がり、今後更なる活用を図る予定である。

田子町医療福祉ネットワークの特徴

検査データを見るために構築されたネットワークを使用しており、つないだパソコンもほとんど既存のものを使用しているためほとんどお金がかかっていない。

データベースは医師が作成しているため費用はただである。また必要な機能はすぐ追加できる。

データベースソフトとしてマイクロソフトアクセスを使用している。オフィスについてくるのでこちらの投資額もほとんど無い。

新着の連絡がすぐわかるようにしてありそこの部所の誰かが見れば必要な人に伝わるシステムになっている。

以上とにかく安くできているので将来本格的にデーターベースを購入することになっても何の不安も無い。

現在つながっている部署

実際のデータベースの内容

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