青森地域医療研究会は青森県出身の自治医科大学卒業生を中心メンバーとし、地域で共に活動する看護師や保健師、介護職員或いは福祉担当者などの多職種で構成された研究会です。日々地域の現場で発生する地域医療の課題を取り上げ、地域とともに解決のための方策を検討・実施することを目的としています。
1998年の結成以来、日常診療におけるEvidence-based
Medicine(EBM)や行動科学・面接技法研修会、地域循環器診療研究会さらにアルツハイマー型痴呆症に関する講演会や研修会を開催して参りました。
なお、自治医科大学はへき地医療の充実を目的に1978年に開校し、各県から毎年2−3名の学生が選抜されています。卒業後には9年間のへき地を中心とした医療活動が義務付けられており、県内各地で継続した活動を行っています。
(青森県六ヶ所村尾駮診療所・保健相談センター 青森地域医療研究会会長 松岡史彦)